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SAP ERPって何?
ー 今SAPエンジニアを目指すことがオススメな理由 ー
今回は事業内容でもあるSAPやERPについてご紹介します!
「そもそもERPって一体何?」
「企業は何のためにERPを導入するの?」
「今からSAPエンジニアを目指すと、どんなメリットがあるのかを知りたい!」
「SAP ERPについて、改めてどんなシステムなのかさくっと復習したい。」etc…
この記事を開いてくださった貴方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
<目次>
①ERPとは?
②ERPがないとココが不便…
③ERP導入前後の違い
④SAPとは?
⑤SAPエンジニアを今から目指すメリット
①ERPとは?
- ERPとは、「Enterprise Resource Planning」の頭文字を取った略語のことです。経理や販売、購買、生産、人事等、企業のあらゆる業務を一元的に管理するソフトウェアのことを指します。
- ERPは1990年代半ば頃登場しましたが、それまでは、
営業部門→販売管理システム
製造部門→生産管理システム
経理部門→会計管理システム
といったように、それぞれの部門に特化した機能のシステムを使用していました。それでも勿論仕事は回ります。が、別々のシステムを使っていることで、どうしても不便な点が出てきてしまいます。
②ERPがないとココが不便…
- 購買部⾨⇄製造部⾨ :原料や部品の発注状況や生産スケジュール
営業部⾨⇄物流部⾨ :出荷予定や商品の在庫状況
など、部署間での情報のすり合わせをする必要がある。
- 部署ごとにシステムのセキュリティ設定が必要で、設定ミスが起こることも…。
-
部署を超えた情報がリアルタイムで見られないので、経営判断のスピードが低下。
③ERP導入前後の違い
④SAPとは?
SAP 社は、世界で圧倒的なシェアを持つ ERP ソフトウエアを開発しているヨーロッパ最⼤のソフトウェア企業です。日本でも、商社、自動車、医薬品、電機等様々な業界の大企業が SAP 社の ERP ソフトウエアを利用しています。
⑤SAPエンジニアを今から目指すメリット
では、そんなSAPエンジニアになるとどんなメリットがあるのでしょうか。大きく4点にわけてご紹介します。
【1】大企業の経営を支える基幹システムの開発、運用に関われる
CMで見るような大企業の運営を、自分たちがシステム構築という点で支えている、という点で非常にやりがいがあります。企業の業務を支える重要なシステムなので、その分責任がある仕事ではありますが、自身のエンジニアとしてのスキルアップには間違いなく直結するでしょう。
【2】時代に左右されずに⻑く活躍できる。
SAP のソフトウエアは、企業の基幹業務を支えるシステムで使われているので、多くの企業は何十年にもわたって SAP を使い続けています。SAP エンジニアとしての実力が身に付けば、システム導⼊だけでなく、システムの保守や運用、法律改正や業務変更に伴うシステム改修、組織改編、企業合併によるシステム再構築など様々な場面で活躍することができます。
【3】2027年問題(SAP ERPの保守サービス終了)でSAPエンジニアの需要がさらに⾼まっている。
多くの企業が使用している SAP ERP 6.0 の標準保守期限が2027年に迫っています。次世代の ERP ソフトウエア SAP S/4HANA に移行するために SAP エンジニアの需要がますます高まっています。今から SAP エンジニアを⽬指せば、需要の高まりに合わせて⾃分⾃⾝の市場価値も⾼めることができます!
【4】スキルを磨けば⾼年収を狙える
SAP 独自のプログラミング⾔語 ABAP、インメモリーデータベース HANA などの特殊技術や、経理、販売購買、生産管理などの幅広い業務知識が求められるので、希少価値が⾼く重宝されるSAPエンジニア。スキルを磨いていくことで参画できる案件の幅も広がり、⾃⾝の年収 UP にも繋がります。
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SAPの魅力、伝わりましたでしょうか?少しでも興味を持っていただけた方は、Web系出身で今はSAPコンサルタントになったエンジニアのインタビューもあるので、ぜひこちらもご覧ください!